きままに、うつログ

「うつ」という体験を通して感じたことをきままに書くブログ

うつ つらいとき

うつでつらい思いをされている皆さま、こんにちは、カイです。

今回はうつでつらいときに私がしたことについて書こうと思います。

 

うつがつらいとき、何とも言えない感覚を味わいます

何もしたくない

何もみたくない

何も聞きたくない

なんて事を心で感じたら、素直に心に従って何もしない事です

 

無理して何かをしようとしても疲れてしまうだけ

そんな時は何もしないのが一番です

ただ横になって寝て、頭を空っぽにして、ただただ寝ればいいんです

あれをしなきゃ、これをしなきゃ、なんて頭に浮かんでも無視して

ひたすらに横になってればいいんです

今やらなきゃいけない事なんてないんだから

そのうちむずむずしてやりたくなってきたらやればいいんです

それまでなにもしない

それが一番いい

 

誰が許さなくても自分には関係ない

自分の事は自分にしか分からない

誰もわからなくてもいい

自分が一番わかっていればいいんです

 

何かしたくなったら、好きなことをしてみよう

私は本が好きなのでお気に入りの本をひたすら読みます

音楽が好きならお気に入りの曲をきく

おいしいご飯をたべる

ちょっと元気が出たら片付けをしてみたり

無理しない程度でやってみる

で、疲れたら寝る

それでいいんです

 

無理して何かをしようとか、頑張って、一生懸命とか、やめましょう

まずはやすむことです

つらいときは何をしてもつらさが増すだけ

まずは横になって寝ましょう

やすみましょう

 

 

うつになる

うつになって1年半が経ちます、こんにちは、カイです。

今回はうつについて私の経験を書こうと思います。

 

2016年4月に私は転勤で新しい仕事につくことになり、自分で希望してついた担当部署の仕事に意気揚々と取り組んでいました。ただひたすら一生懸命に仕事をする毎日が続き体調不良もなく過ごしていました。3~4か月たった頃から人間関係に不穏な空気が流れはじめ、次第に疲れが取れなくなって行きました。じぶんでは「まだまだいける」と思っていたため全然気づかづにお盆と年末の忙しい時期へ突入していきました。

 

そんな中、上司の上の上司の方が私の不穏な変化に気づいて下さり、上司経由で面談があり最近遅刻が増えてきて疲れている様に見えると注意され、眠れなくなってきていた事もあり、一度心療内科を受診するように言われました。まさか私が心療内科を受診するなんて考えたこともありませんでした。信じられないの一言。ですがすすめられたまま、心療内科を探し始めました。

 

ところが、探し始めるとたくさん病院は見つかるのに、年末が近かったせいもあってか受診を断られること数十回。どこも予約でいっぱい、患者さんでいっぱいで見てもらえるところが見つからず、ようやく1件見つけましたが診察は2月と5か月後にしか予約が取れませんでした。仕方なく上司に報告して現在の仕事を続けることになりました。

 

そして2月、ようやく診察を受けると「完全にうつです」と言われてしまいました。まさか自分がうつになるなんて信じられない、と驚きましたが確かに、一般的に指標とされている「2週間以上、ゆううつな気分が続き、眠れない事が多く、食欲不振で、朝起きられない」などの症状がピッタリ当てはまっていました。病院の先生がはっきりと診断してくださり、かつ薬はなるべく飲まないという希望を考慮してくださり、治療が始まりました(結局薬は飲む事になりました)。

 

その後、2017年には仕事の負担を減らすため(たいして減らなかったが)、担当部署が変更になり、人間関係は一旦収まったかのように見えていました。ですがもうすでに遅刻常習犯で回りから白い目で見られており、修復不可能まで陥っていました。仕事もうまくいかず、9月まで頑張って仕事をしながら通院してきましたが、もう限界となり、10月から休職することにしました。そして現在まで休みをいただいてます。

 

以上が私がうつになって経験した事です。最初はなんで心療内科に行かなきゃならないのか分かりませんでしたが、自分がうつであると認識した事で、自分の体調にも気づくことが出来、かつ眠れなかった症状が改善され、休むことが出来ています。あのとき気づいて貰えなかったらどうなっていたのか。仕事は軽減して貰えたし、働きながら治療する事が出来ていれば、収入や生活の不安とは無縁でいられたのだろうと思います。が、休むと決めて良かったです。実際、休むに休めてない自分がいたからです。

 

皆さまは現在どのような状態で働いているのでしょうか。私はまわりが気付いてくれましたが皆さまは自分で判断しなければならないのかもしれません。もしそうなら、出来るだけ早く、疑いをもった時点で心療内科の受診をおすすめします。早ければ早いほど寛解までの道のりが近づくと思います。だれに遠慮もいりません。自分の体のことは自分しか分かりませんし自分にしか救えないと思います。ぜひ勇気を出して受診をし、自分の状態にはやく気づいて対処されることを祈っています。